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自分の会社のサイトはPHPを使っている?外から確認する方法と対策(WixとEmDashも)

18 分前
読了時間: 7分
自分の会社のサイトはPHPを使っている?確認方法と対策

「うちのサイトは、PHPを使っているの?」


2026年10月21日にPHPの

重大な脆弱性2件の修正版が出てから

こう聞かれる方が増えています。


制作会社に任せきりで

自分では、分からない。

そんな方も、多いと思います。


この記事では

次の3つを整理します。


  • 自社サイトがPHPかどうかの確認方法

  • Wixの場合はどうか

  • WordPressをEmDashに変える価値はあるか


2026年10月28日時点の情報です。

最新は、各公式ページで確認してください。


筆者は、Wixでの制作が中心です。

Wixに寄った見方に

なっている可能性があります。

確認できなかったことは

そのまま「確認できなかった」と書きました。

まず、確認の順番

PHPかどうかを確認する3ステップ。外から見る・管理画面を見る・契約会社に聞く

確認は、次の順番が、確実です。


1.外から見る(ツールやヘッダー)

2.管理画面を見る(WordPressの場合)

3.サーバー会社や制作会社に聞く


1と2で分からなければ、3です。

外から見えないことは、安全という

意味ではありません。

自分のサイトがPHPか、確認する方法

WordPressなら、PHPです

WordPress公式は、今回の問題を

「PHPを使うサーバーすべてに関わる」と

説明しています。


WordPressで作ったサイトは

PHPで動いている、と考えてください。


バージョンは、管理画面の

「ツール」→「サイトヘルス」→

「情報」→「サーバー」で見られます。

外から調べるツール

2つの無料のツールが公開されています。


  • RealAIzeの「サイト診断」:URLを入れると、PHPとWordPressのバージョンを調べます。見るのは、ヘッダー・HTMLの痕跡・公開API・RSSです。1回の診断で開くのは最大4ページで、入力したURLと結果は保存しないと、運営元が説明しています。

  • OpenAIの「php2shell-checker」:GitHubで公開(Apache-2.0)。Node.jsで動かすコマンドのツールです。「X-Powered-By」と「Server」のヘッダーから、PHPのバージョンを読み、修正版と比べます。


ほかに、Wappalyzer・BuiltWithなど

サイトの技術を調べるサービスもあります。

無料の範囲や精度は、確認できていません。


注意:RealAIzeの運営元は

EmDashでサイトを作る制作会社です。

サイトにその案内も載っています。

(運営元自身の説明による)

自分でヘッダーを見る

ブラウザの開発者ツールや

curlというコマンドで

サイトが返す情報(ヘッダー)を見られます。


筆者が、2026年10月28日に

自分のサイトと、WordPress公式サイトを

1回ずつ見た結果です。


  • 筆者のWixのサイト:PHPのバージョンは出ていませんでした。HTMLの中に「Wix.com Website Builder」というgenerator(作成ツールの名前)が出ていました

  • WordPress公式サイト(wordpress.org):HTMLの中のgeneratorに「WordPress 7.2-beta2」と、バージョンまで出ていました


WordPressは、設定によっては

バージョンが外から見えることがある

という例です。


見るのは、ご自身のサイトだけにしてください。

結果の読み方

ツールの結果は、次のように読みます。


  • 「OK」:表示されたバージョンが、修正版以上です。 ただし、実際の状態を確かめたものではありません

  • 「脆弱の可能性」:修正版より古い表示です。サーバー会社に確認をしてください。

  • 「UNKNOWN(不明)」:バージョンが見えません。 「安全」ではなく「分からない」です

  • PHPの痕跡がない:PHP以外か、隠されているだけの可能性もあります


見えないケースは、主に3つです。

  • CDNなどが、ヘッダーを消している

  • サーバーの設定で、バージョンを隠している(expose_php=Off)

  • サーバー会社が、修正を「取り込み」ながら、バージョン番号は古いまま(バックポート)にしている


OpenAIのツールのページにも

バックポートでは、修正済みでも

古く見えることがある、と書いてあります。


結局は、サーバー会社の

公式のお知らせで確認するのが

いちばん確実です。

PHPを使っている場合のセキュリティ対策

優先順位の順に書きます。

1.PHPを更新する

修正版は、8.5.12・8.4.27・

8.3.36・8.2.35です。


8.1以前は、公式の修正版がありません。

8.2は、2026年12月31日に

セキュリティサポートが終了する予定です。


更新の前に、バックアップを取り

プラグインやテーマが

新しいPHPで動くかを確認します。

2.更新のほかに、できること

次は、更新の代わりにはなりません。

あくまで補助です。


  • PHPのバージョンを外に出さない:php.iniで expose_php = Off にします。PHP公式のマニュアルでも、初期値は有効(表示される)です

  • WAF(不正な通信を止める仕組み):Cloudflareは、10月21日からphp2shell向けのルールを提供していると報じられています。ただし、Cloudflareを経由するホスト名だけが対象で、PHPは直りません(報道による。公式記事は未確認)

  • 10月23日のPHP公式の告知:session.upload_progress.enabled=0 にしておく

3.部品とログインを見直す

  • 使っていない・更新が止まったプラグインを削除する

  • 管理者とプラグインの一覧に、見覚えのないものがないか見る(Must-Useも)

  • 管理画面のログインに、二段階認証を使う

  • 辞めた制作者や外部の方の権限を外す


プラグインに問題が多いことは

前の記事に書きました。

Wixの場合

筆者のWixのサイトは

外から見ると、PHPの痕跡は

見つかりませんでした(上の実測)。


Wixは、サーバーを提供元が管理する

サービスです。

利用者が、自分でPHPを更新する

仕組みではありません。


ただし、PHPについての

Wixの公式な発表は

私が検索した範囲では見つかりませんでした。

「Wixは、影響がない」とは書けません。


Wixを使っている方が、できることです。


  • Wixアカウントで、2段階認証を有効にする(Wix公式ヘルプに手順があります)

  • 共同管理者を、見直す

  • 埋め込んだコードや、外部のアプリを見直す

  • 更新が早いサービスなので、公式ヘルプの日付を確認する(筆者の経験)

WordPressをEmDashに変える価値はあるか

EmDashとは

Cloudflareが、2026年4月1日に

発表したオープンソースのCMSです(MITライセンス)。


TypeScriptとAstroで作られ

PHPは使いません。


9月29日付の報道では

1.0が出た、とされています。


最大の特徴は、プラグインの扱いです。

プラグインは、それぞれ隔離された環境で動き

必要な権限を宣言します。

管理者が承認した範囲だけ、使えます。


WordPressからは、書き出したファイル(WXR)や

専用のプラグインで、投稿・メディア・

カスタム投稿タイプを取り込めます。

注意点

  • WordPressのテーマとプラグインは、そのまま移せません。 見た目や機能は、作り直しになります(RealAIzeの説明)

  • ビジュアルのページビルダーではありません(レビュー記事による)

  • プラグインの署名は、発行元を示すだけで、アカウントの乗っ取りまでは防げません(Help Net Security)

  • 隔離の機能の一部に、Cloudflareの有料プランが必要だとする情報もあります(RealAIzeの説明など。一次情報は未確認)

  • PHPの問題からは外れますが、 JavaScript側の部品の問題(axiosの事例など)は、別に残ります

筆者の見方

筆者は、EmDashを自分では試していません。

YouTube動画「EmDash完全解説」も

題名しか確認できていません。

そのため、あくまで公開情報からの整理です。


価値がありそうなのは、次のような場合です。

  • 会社案内とお知らせが中心

  • 更新は、AIに頼みたい

  • 技術を管理できる人か、制作会社がいる


慎重にしたいのは、次の場合です。

  • 予約・会員・ネットショップなどがある

  • プラグインに、大きく頼っている

  • 社内に、技術を見られる人がいない


移す前に、まず今のサイトの

PHPの更新を済ませるのが先です。

この記事の参考と、足したこと

参考にしたのは、KEITOさん

(AIディレクター)のX投稿です。

10月22日に、URLでPHPを確認できる

ツールの公開を10月23日に、

サイト・PC・AI・ログインの

セキュリティ12項目を紹介していました。


この記事では、次を足しました。

  • 複数の確認方法の比較と、結果の読み方

  • 筆者が実際に見た結果

  • Wixの場合

  • EmDashの判断の目安と注意点

まとめ

  • 確認の順番は、外から見る、管理画面、サーバー会社です。

  • 「見えない」は、安全ではありません。

  • 対策は、PHPの更新が先で、他は補助です。

  • Wixは、PHPの更新が不要な仕組みですが、公式の発表は確認できませんでした。

  • EmDashは、まず今のPHPの更新を済ませてから、考えます。


筆者は、Wixでの制作を中心に

学びながら実践しています。

気になる点があれば

お問い合わせください。


ウェブデザイン・カウ

出典


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